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対面型キッチンのメリット・デメリット

松本工務店|京都市内の新築・建替え。リフォーム、耐震改修

 

アイランドキッチンなどをはじめとして、リビングに向かい合うスタイルをとる「対面型キッチン」が近年流行しています。
キッチンの中で壁に向かい合っているよりも開放的で、インテリア性も高いことから人気の対面型キッチンですが、そのメリット・デメリットにはどういったものがあるのでしょうか。

まず、対面型キッチンのメリットとしてはリビングの様子を一目で見ることができることがあります。
リビングに向かってキッチンがあるので、調理中の手元から目線を上げれば、すぐにリビングと交流をできるのです。
小さなお子様がいるご家庭では、調理中でもお子様の様子が気になってしまいますよね。
対面型キッチンでは、お子様の様子をすぐに確認することができるので、キッチンにいながらお子様の安全を確認できるんですよ。

また、リビングとのコミュニケーションがとりやすいのも大きな魅力です。
キッチンにこもって調理をしているのは、少し寂しいと感じる方もいらっしゃるでしょうが、対面キッチンではリビングと向き合っているので、リビングで過ごしているご家族との会話も容易に弾ませることができます。
テレビの内容を一緒に見て話をしたりするのは、クローズドキッチンでは味わえない楽しみでしょう。

メリットがあれば、いくつかデメリットもあります。

まずキッチンが完全なオープン型になると、キッチン上部の収納スペースを取ることができなくなってしまいます。
料理にこだわりがある方ほど、調理器具は増えていきますから、その器具を収納できないのは辛いという方もいることでしょう。
壁に付いているタイプのものにしたり、後ろ部分の収納を充実させたりして、なんとか収納スペースを確保したいですね。

また、キッチンとリビングが繋がっている分、キッチンで調理の時に生じた臭いが部屋の中にまで広がってしまう危険もあります。
調理中には、にんにくなど臭いがリビング内にこもってほしくはないものを調理することもありますよね。
そういった臭いがこもってしまうことが嫌な場合は、換気扇の位置を工夫してなんとか改善したいところです。

最後にスペースの問題です。
対面型のキッチンは大変大きなスペースを必要とします。
即ち大きなLDKには適していますが、小さいと身動きがしにくくなり使い勝手の悪いものになる恐れがあります。

いかがでしたか?
メリット・デメリット両方を理解して、対面型キッチンにするかどうかを決めましょう。