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理想の注文住宅を建てるために!失敗しない間取り計画!~配線編~

松本工務店|京都市内の新築・建替え。リフォーム、耐震改修

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前回から、注文住宅でよく見られる間取りの失敗についてご紹介させていただいております。

そして今回は「配線」に焦点を当てて、どんな失敗があるのかをご紹介していきたいと思います。

・コンセントの位置が不適切
注文住宅設計の際、「リビングが電化製品のコードでごちゃごちゃするのは嫌だから、部屋の四隅にコンセントを設置しよう」と考え設計をおこなったものの、いざ掃除をするときにコードの長さが足りず、プラグをこまごまと差し替えなければならなくなった。といったことや、テレビの置き場所をよく考えていなかったため、テレビのコードが長くなってしまった。
といった失敗がよく見られます。

他にも、ダイニングテーブルの上でIHコンロやプレートを使って料理をするときにコンセントの位置が遠いと不便ですよね。
また、長いコードに足を絡ませてしまっては危険も伴います。

このようなことにならないため、あらかじめコンセントを使うであろう場所を把握しておきしょう。


・コンセントの数が足りない
「キッチンで使う電化製品の数は限られているからコンセントの数は少なくていいかな」と思い、必要最低限のコンセントを配置したことにより、いざその家に住み始めてから、ポットやミキサー、泡だて器を使うときのコンセントが無い、なんて失敗もちらほらみられます。

このようなことにならないため、あらかじめコンセントを使うであろう状況を把握しておきましょう。

・スイッチの位置が悪い
照明スイッチを手の届きやすい所に設置したのはいいが、ドアを開けたときに隠れてしまう位置に設置したために、逆に使いにくくなってしまったという失敗も見られます。

こうならないため、照明スイッチなどのスイッチはドアを開けても隠れない位置に設置するようにしましょう。
また、最近は照明のLED化が進み、明るさの調整はもちろんのこと光色の調整もできるようになり、コントロールスイッチが大きくなってきていますので、多灯分散型で照明を配置する場合はスイッチを取り付けるスペースも注意が必要です。


いかがでしたか。
コンセントの位置をあまり考えず設置してしまうと、実際にこういった失敗が起こってきます。
掃除も料理も日常的に行うものですから、コンセントも適切な位置にあると便利ですよね。
配線の計画も収納するスペースと同様、住んでからのことを考えて計画するようにしましょう。
それでは次回もお楽しみに。