松本工務店 家づくりに役立つブログ

家づくりに役立つ情報を発信しています

理想の注文住宅を建てるために!失敗しない間取り計画!~部屋の広さ編~

松本工務店|京都市内の新築・建替え。リフォーム、耐震改修

f:id:matsumoto-326-345:20170213090313j:plain

前回から注文住宅でよく見られる間取りの失敗についてご紹介しています。
今回は「部屋の広さ」に焦点を当ててどんな失敗があるのかを見ていきたいと思います。

・子供部屋が狭い
小学生の時は十分な広さであった子供部屋も、子供が成長するにつれて物の量も増えていき、その分部屋が狭く感じてきてしまう、といった失敗があります。
最近の小学生はリビングで宿題や勉強をすることが多いので、部屋は遊んだり、寝るためだけに
利用するだけで、学習机も部屋に置いてない場合があります。
しかし、中学生以上になると部屋で勉強するようになり、机が必要になってきます。
また、中学、高校で扱う教科書、問題集の量はとても多くなっていきますし、場合によってはパソコンを置くスペースが必要だったり、スポーツ系クラブ活動などで使用する用具類などを収納するスペースが必要だったりと結構な量の収納も必要になってきます。また、面積は十分なものの、部屋の形状が細長い長方形だったりすると、ベッドや学習机を置く場所が無く、とても不便に感じてしまいます。

​こうならないために、子供部屋でも十分な広さを確保しておく必要があります。


・子供部屋の広さがまちまち
他の部屋との間取りの関係上、2つある子供部屋の片方は広く、片方が狭くなってしまい、兄弟ゲンカが起こってしまった。といったことも多くあります。

子供にとってみれば、間取りの関係上、片方の部屋が広くて片方の部屋が狭いだなんてことは知ったことではありませんよね。
子供のことを考え、できる限り両方の部屋とも同じくらいの広さにしておくことをオススメします。


・寝室が狭い
「寝室は寝るだけのスペースだから、そんなに広くなくていいだろう」
そう思って寝るのに十分な広さにしたものの、いざテレビやドレッサーを置いたら、ベッドを置くスペースがかなり狭くなってしまったといった失敗も見られることがあります。
リラックスするスペースである寝室で、空間的に圧迫感を感じるようでは意味がありませんよね。

そうならないために、あらかじめ置く家具を設計図面に書き込むことをオススメします。
そうすれば寝室のイメージも付きやすく、寝室に必要な広さも十分確保できると思います。


・トイレが広すぎる
トイレの横幅を広く設けてしまうと、体の小さいお子様は座ったままでトイレットペーパーを取るのが難しくなります。
狭すぎるのも問題ですが広すぎるのも問題です。程よい広さを心掛けておきましょう。


いかがでしたでしょうか。
注文住宅の設計時は、マイホームの希望に溢れているせいか、思わぬ点で見落としてしまっている部分が出てきます。
長きにわたって住む家ですから、失敗をしないためにも、実際の生活をイメージし、子供の成長などを見越した将来性のある間取りを考えましょう。

www.matsumoto-koumuten.jp