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吹き抜けのある家のデメリット

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松本工務店|京都市内の新築・建替え。リフォーム、耐震改修

前回は、吹き抜けのある家のメリットをテーマにお話し、吹き抜けのある家なら、日当たりがよくなったり、空気の循環がよくなったり、部屋を広く見せる効果が得られたりするということなどをお伝えいたしました。今回は、逆に、吹き抜けのある家のデメリットについてご説明させていただきます。

1つ目のデメリットは、2階床面積が取られてしまう点です。吹き抜けは、リビングや玄関などとその上の空間をそのまま使いますので、単純計算で2階の部屋の数が1つ減ってしまいます。こう考えたときに、家族の人数が多い家庭ですと、不便に感じることでしょう。

次に、一般の住宅ですと、部屋が通常の部屋よりも暑くなったり、寒くなったりしてしまいます。詳しく説明させていただきますと、吹き抜けですと前回述べたように日光が入りやすくなります。ですので、夏場は多くの日光を取り入れてしまう分部屋の温度が上昇してしまうことでしょう。また冬場についても言えることですが、空間が広くなるためエアコンの効きが悪くなり結果的に夏は暑い、冬は寒い部屋になってしまう可能性が高いです。

これに加えて、吹き抜けの家ですと、1階で発生した臭いが2階にまで届いてしまいます。仮に吹き抜けのリビングもしくは、それに隣接した部屋にキッチンがあった場合、料理で発生した臭いが2階にまでいってしまうのです。焼肉など臭いが強いものなどはなおさらで、2階にある寝室にその臭いがついてしまうこともありえます。

しかしながら、弊社が採用しておりますSW工法で建てた家ですと、上記2点のデメリットは解消出来ます。
高気密・高断熱に加えて熱交換式計画換気を採用することで、季節を問わず、快適な吹き抜け空間を提供させていただいております。
詳しくはLIXIL HP http://www.lixil.co.jp/lineup/construction_method/sw/をご覧いただくか、
弊社HP http://www.matsumoto-koumuten.jp/をご覧ください。

そして、吹き抜けのある家は耐震性が一般の家に比べて低くなってしまいます。吹き抜けにすると、家を支える壁や柱、梁が必然的に減ってしまいますので、耐震性が低下してしまいます。ただ、もちろん建てられた建物は耐震基準をクリアしているので過剰に心配する必要はございません。

最後に、照明の交換が大変なのもデメリットだと考えられます。吹き抜けにすると天井が高くなってしまいますので、照明交換がどうしても大変になってしまいます。

いかがでしたでしょうか?

前回と今回で述べたメリット・デメリットを考慮したうえで吹き抜けのある部屋にするかどうか、吹き抜けにするならどんな工法で建てたらいいのか、しっかり検討してみてください。

www.matsumoto-koumuten.jp