松本工務店 家づくりに役立つブログ

家づくりに役立つ情報を発信しています

快適な暮らしに欠かせない給湯設備について

松本工務店|京都市内の新築・建替え。リフォーム、耐震改修

f:id:matsumoto-326-345:20170703213106j:plain

皆さん、毎日必ず使う物は何ですか?

色々な物が有るかと思いますが、殆どの方に当てはまる物が「お湯」ではないでしょうか。

この「お湯」が無い生活は皆さんおそらく想像もつかないのではないかと思います。
それほど私達の生活に欠かせない「お湯」を手軽に使えるようにしてくれている機器が給湯器や温水器です。

今回は快適な暮らしに欠かせないガス給湯器と電気温水器についてお話しします。

~ガス給湯器について~

給湯器と言っても色々なタイプが有ります。
給湯専用タイプとお風呂の追い炊き機能の有るタイプの2つに大きく分けることができます。

給湯専用のタイプは蛇口開けばお湯が出てくるもので、昔から有る一般的なものです。
昔は瞬間湯沸かし器などとも言いました。

追い炊き機能のあるものはオートタイプ、フルオートタイプの2種類があります。

オートタイプは、自動でお湯を溜める、追い炊き、保温の機能を有するものです。

フルオートタイプは、自動でお湯を溜める、追い炊き、保温に加えて、少なくなった分のお湯を自動で足してくれる機能が有ります。
湯船に張ったお湯は、人が入ると徐々に外へ出て少なくなってしまうものですが、出て行ってしまった分を自動で足してくれるのはとても便利ですね。


給湯器は能力によってそれぞれ対応できるお湯の量が変わります。
対応できるお湯の量は「号」で表されます。
「号」とは1分間で水の温度を25℃上昇させられるお湯の量を指します。
これが16号、20号、24号と数字が段々大きくなっていきます。

ひと昔前は16号が一世帯家族で使われているタイプとされていましたが、最近ではキッチンとお風呂等で同時にお湯を使ってもお湯の温度が下がったり、湯量が少なくなりにくい24号が一般的となっています。
これはつまり、以前と比べて家庭で使用するお湯の量が増えていることを示します。
しかし、省エネが叫ばれている昨今、給湯器はめざましく高効率化が進み、廃熱を再利用するエコジョーズもごく一般的となってきました。
これにより、お湯の使用量は増えていますが、ガスの使用量はそれほど大きく増えていないのです。

~電気温水器について~

電気温水器はタンクに貯めた水を深夜の安い電気料金を利用してお湯を沸かし、保温しておいて必要な時に必要な分だけ使うものです。
タンク容量は家族の人数に応じて選択出来ます。
以前は追い炊き機能が付いていないものが大半で、追い炊きが出来ないデメリットがありましたが、今現在は解消されています。

電気温水器のメリットであり、デメリットでもあるのがタンクにお湯を貯めることです。

メリットは災害時等で断水した際に水がストック出来ている点です。
デメリットはタンク内のお湯を使い切ってしまえばお湯が出なくなるおそれがあることです。
最近ではお湯がなくなりそうな緊急時には時間に関係なくお湯を沸かして増やす機能が付いた機器もありますが、その場合高い電位料金で沸かすことになります。

電気温水器より経済的なのがエコキュートと呼ばれる機器です。
エコキュートはヒートポンプという機械を使って大気の温度を利用してお湯を沸かすもので、オール電化の住宅などではよく採用されています。

~最も経済的なハイブリッド給湯器~

ガス給湯器とエコキュートのいいとこ取りで完成したのがハイブリッド給湯器です。
今のところ最も経済的で省エネであると言われていますが、まだ新しく出てきたばかりですので値段がとても高いことがネックとなり、まだまだ普及しておりません。

給湯設備と一言で言ってもさまざまありますので、詳しくはお問い合わせください。