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注文住宅の魅力~現場をチェックできる~

松本工務店|京都市内の新築・建替え。リフォーム、耐震改修

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家を購入するというのは、多額の資金と入念な準備が必要となります。特に注文住宅ということであれば、設計から考えていくことになりますから、やらなければいけないことが山積みです。それでもなお注文住宅を選ぶというのは、幾つもの魅力を持っているからです。

まず、品質の良い家を手に入れられるという点があります。普通であれば消費者の多くは建築の素人ですから、設計そして現実に建てられた物件を見て品質を見極めることが難しいですが、それを可能にする制度があります。それが住宅性能表示制度というシステムです。

これはなにかというと、耐震性や耐火性、遮音性など家を判断するために役立つ項目についての評価をしていくといものです。それぞれの分野が等級や数字で出されていき、どのハウスメーカーでも共通の評価基準ですから、正確に評価することができます。車を購入する際にカタログで燃費やエンジンの排気量などを見比べたりするのと同じようなものです。ただし、費用は15万円ほど必要です。

万が一注文住宅を建てた後にハウスメーカーとトラブルになったときにも、この制度で建築住宅性能評価書が交付されていれば、指定住宅紛争処理機関にて紛争処理を申請する事ができ、速やかに問題を解決する事ができます。

また、建てている時にも現場管理者になんでも質問できるという点は、非常に大きな意味を持ちます。というのも、建主が頻繁に質問に来ることが出来れば、手抜き工事の予防効果が生まれます。加えて、どのようにして家が建てられているのか知ることで、それから数十年もその家で暮らしていく際に生じる不安を消すことが出来ます。

もちろん、工事の過程を見ても、現在行っている作業はどのような意味を持つのかということを知らなければ、眼の前で手抜き工事をされる可能性は残っています。そのようなときのために現場をチェックするときには建築士に同行を依頼するという方法もあります。

また、住宅性能表示制度を申請するのであれば、建築途中でも評価期間が現場を訪れて確認をすることになっています。基礎、躯体、内装、施工の4段階で検査をしていくので、検査をしているときだけ真面目に工事をするということは出来ません。

住宅性能表示制度を申請することは義務ではありませんが、せっかく大金を支払って建てた家が欠陥住宅であれば、修繕や建て直しなどのフォローが必要になりますし、手を加えたところで安心して暮らすことは難しくなります。安心で確実な家づくりをするためには、それを可能にするための手間が必要なのです。

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