必見!土地の価格はこうして決まる
今回は土地価格の決まり方についてお伝えしたいと思います。
まず、価格の決まり方を知る必要性についてですが、土地を購入する際に、これを知っている事で納得感を持って支払いが出来るだけでなく、将来に相続のことを考える際にも、自分の財産がどれくらいになるのかを知ることが出来るので、相続税の節税対策が出来たりします。
こういった理由で、土地価格の決まり方について知る必要があるのです。
では実際に、土地価格はどのように決まるのでしょうか。その要素は5つあります。
一つ目は土地の路線価と面積です。路線価とは土地に隣接する道路に付けられた金額で、国税庁が発表しているものです。この数値に土地の面積をかけることで、土地の評価額を算出できます。(路線価は国税庁のサイトで確認することができます。)これが基本となり、以降の要素で変動していきます。
二つ目が、過去の売買取引実績です。これは、国土交通省の不動産取引価格情報から情報を得る事が出来ます。
そして三つ目が所在地です。駅からの距離や学校からの距離、スーパーや病院等生活必要施設からの距離などが考慮されます。
四つ目は、土地上の建物の有無です。住める家が建っているとき(約築15年以内の住宅)は、価格が上がります。しかし、取り壊しが必要な建物が建っているときは価格が下がります。
最後の5つ目は需要と供給のバランスです。
その土地周辺の土地の需要が何らかの原因で突如上がるようなことがあれば間違いなく価格は上昇します。
例えば、今まで全く交通の便が悪かった場所に新駅が出来た場合などはその周辺の土地は人気が出て地価は一気に上昇します。
逆に以前は人口が多く賑わっていたところが住人の高齢化などの理由で人口減少が進みゴーストタウンのようになってしまったような交通の便の良くない地域などは空き家が多く、いくら安くても売れなかったりします。
以上が土地価格の決まり方となります。これらを理解されておく事で、買うときだけでなく売る時や相続をする際にも今までとは違った目線で判断をすることができます!是非、一度お確かめになってはいかがでしょうか?