近年話題のZEH!ZEHにするデメリットとは
省エネ効果でランニングコストが抑えられたり、資産価値が高くなったり、災害にも強いなどのメリットがたくさんあるZEHですが、デメリットもあります。
やはりメリットとデメリットの両方を事前に知った上でZEHを選んで頂きたいものです。
デメリットとしてはどういったことが挙げられるのでしょうか?
今回はZEHにするデメリットについてご紹介していきますね。
■建築コストが上がる
ZEHにする1番のデメリットとしては、建築する際のコストが一般的な住宅に比べ高額になってしまうということです。断熱性能を上げ、省エネ性能の高い設備を導入し、創エネ設備も設置しようと思うと、それなりに費用がかかってきてしまいます。
どのくらいの性能を求めるかにもよりますが、最低ラインで100万~200万円程度追加で必要になるのです。もちろん家の大きさによってこれより金額が高騰する場合もありますし、良い設備を導入しようと思うとさらに費用はかさんでくるので、建築コストが上がることはデメリットとして覚えておきましょう。
■窓などの開口の大きさが制限される
2つ目のデメリットとしてあげられるのは、窓などの開口部の大きさや位置に制限がかかるということです。断熱性能や気密性能を保ちやすくするためには開口部に工夫することが重要となっています。
窓は大きくして光と風をふんだんに入れたいいう方に開口部の大きさが制限されるのはデメリットとなるでしょう。
ZEHのデメリットについてお分かりいただけたでしょうか?
建築コストが上がることについては、長期的な視点で考えるとランニングコストが抑えられる分で補うこともできると考えられますし、平成29年は補助金の交付があるので、ZEHにするための追加コストをかなり抑えることができるのです。
メリットとデメリットを考えた上で環境に優しい住宅、ZEHをご検討くださいね。