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お子様と高齢者にとって安心な家のポイントは?

松本工務店|京都市内の新築・建替え。リフォーム、耐震改修

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子どもができた、もしくは将来子供をつくり、一緒に暮らすためにマイホームの購入を検討される方はいらっしゃるかと思います。
また、親が高齢になったのを機に二世帯住宅を建てて一緒に暮らそうと考える方もいらっしゃると思います。
せっかく家を持つのなら、子どもや高齢者と一緒に安心安全に暮らせる家にしたいですよね。

しかし、そのような理想の家にするためにはどのようなところに気を付けていいのかわからないという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回はそんな方のために、「子どもと高齢者が安心して暮らせる家のポイント」についてお話しいたします。

■階段
家の中で発生する事故の原因の1位が階段です。0歳と30~49歳を除くすべての年代で最も事故の多い場所となっています。
乳幼児には階段を登り切ったところに柵を設けるのが有効です。
高齢者には階段からの転倒・転落を防ぐためにも、手すりを設置するようにしましょう。
手摺を設ける場合は階段を下りるときに利き手側に設置するのが理想的です。

また、踊場を設置するのも大変有効です。
踊り場は休憩・方向転換の場所であると同時に、万が一転落したときの勢いを和らげる場所でもあります。
大きなけがを防ぐためにも、踊り場は役に立ちますよ。

■浴室
家の中で発生する事故で2番目に多いのが、浴室での事故です。
特に4歳以下の乳幼児と65歳以上の高齢者が多く事故にあっています。
ここでの事故は重傷になる、もしくは最悪の場合死に至るというケースが増えてきていますので、しっかりと対策をしておくことが求められます。

乳幼児は浴槽に転落する事故が最も危険です。
対策としては乳幼児だけでお風呂に入れないことはもちろんですが、浴槽のふちの高さを工夫
することでも事故を防止することが出来ます。

高齢者にはヒートショックを起こさないために浴室暖房機を設置し、浴槽へ入る時や浴槽から
立ち上がる時に使える場所に手摺を設置しましょう。

■床・敷居
3番目に事故が多いのが、床・敷居です。
乳幼児は軽傷で済むことが多いですが、高齢者は大怪我になる場合も多いので注意が必要です。
滑る、躓く、バランスを崩したなどが原因で事故に至る場合がほとんどです。

それを防ぐためには、段差を解消する必要があります。
たとえ1㎝の段差でも躓く原因になってしまうので、極力段差をなくすようにしたほうがいいかと思います。

どうしても段差になってしまう箇所は、境目の色を変えて段差をわかりやすくしたり、ライトを設置して段差を見えやすくするなどの工夫をするといいでしょう。


いかがでしたか?
まずはこの3つのポイントを意識して、子どもと高齢者が安心して暮らせる家をつくりあげていってください。

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