松本工務店 家づくりに役立つブログ

家づくりに役立つ情報を発信しています

家計にやさしい住まいづくり!!今こそ、ZEH仕様のお家を目指そう!!

 

松本工務店|京都市内の新築・建替え。リフォーム、耐震改修

f:id:matsumoto-326-345:20171227085829j:plain

日本政府は「2020年までにZEHを標準的な住宅にする」と目標を掲げていています。
実はこの目標は世界の国々が既に導入している高性能な住宅の基準からすればとても低いレベルの基準であることを皆さんご存知ですか?
ZEHは、「Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)」の頭文字をとった略称で、エネルギー消費量が正味ゼロの住宅ことです。

つまり、エネルギー収支(使う電力-創る電力)をゼロにするお家のことを指します。
補助金が充実している「ZEH」は、まさに「家計にやさしい住まいづくり」だと言えるでしょう。

■「断熱」「省エネ」「創エネ」の3点の条件を満たそう!!

 ただ、エネルギー収支をゼロにするためには、「断熱」「省エネ」「創エネ」の3点の条件を満たさなければなりません。というのも、エネルギー収支をゼロにすることは、「断熱・省エネ」により「使う電力」を抑え、「創エネ」により「必要な電力を創る」ことを意味するからです。

・エネルギーロスを抑制しよう!!

 まず、ZEH基準を上回る断熱仕様のお家を目指しましょう。
ZEH基準の断熱性能は決して高い性能ではありません。
天井や壁、床の断熱材を厚くすることで、住まいの省エネ性能を高められます。
また、木は熱を伝えにくく、断熱性に優れています。

木の熱伝導率を1にしたとき、コンクリートは約13倍、鉄は約440倍まで及ぶことからも、木は断熱性に優れた素材だと言えるのです。
そして、実は、住まいの中で最も熱損失が大きいのは窓だと言われているので、断熱性の高いガラスやサッシを使うことで、エネルギーロスを抑制する必要があります。

・エネルギーを効率よく活用しよう!!

 次に、自宅で発電し、効率よくエネルギーを活用できるようにしましょう。
太陽光発電に家庭用燃料電池や蓄電池を組み合わせると、毎日の生活に必要な電気を自宅で作り、蓄えることが出来ます。
最近では蓄電池を設置する代わりに電気自動車を導入されることも増えてきました。
万が一の停電時に電気自動車のバッテリーを蓄電池として利用出来るのです。

また、HEMS(ホームエネルギーマネジメントシステム)という装置を設置することにより、住まいのエネルギー消費量を上手に管理することで、ZEH仕様のお家をより省エネにします。他にも、高効率エアコン・LED照明・エコキュートなどの省エネ機器をそろえる必要があるでしょう。


 ZEH仕様の住宅を目指すとなると、初期費用が高くなります。
ですが、長期的に見ればお得ですし、補助金も充実しているため、質が高く家計にもやさしい住まいづくりを実現できます。
そして何より快適で、健康で長生き出来るという金銭面だけではないメリットも沢山あります。