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フローリングの素材、どうする?~無垢材編~

 

松本工務店|京都市内の新築・建替え。リフォーム、耐震改修

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家のイメージを大きく左右するフローリング。部屋を占める面積が大きいからこそ、きちんと考えて納得の行く決断がしたいですよね。
そこで今回から2回に分けて、フローリングの素材についてお話していきます。今回は無垢材編です。

・無垢材とはそもそもなに?
無垢材とはどういうものを指すのかについて簡単に説明をしておきます。
無垢材とは、合板や集成材ではなく、使用する形状で丸太から切り出した木材のことをさします。

・無垢材のメリットについて
無垢材のメリットはなんといっても、その独特の雰囲気です。
生物は古来から、自然を身近に感じながら生きてきました。だからこそ、田舎に帰省をした際に、どこか懐かしさを感じる人も多くいらっしゃるかと思います。その自然の温もりを感じながら生活できるというのが一番の魅力です。

また、当然のことながら、世の中にまったく同じ木というものは存在しません。
ですので、無垢材も木目の模様などがすべて異なり、合板にはない味わい、美しさがあります。
無垢材は、革靴のように住めば住むほど色合いが変化し、味わいが出てくるのも大きな特徴です。
また、湿気が多いときは吸い取り、部屋が乾いたときには湿気を放出することで部屋の環境を快適に保つ働きも持っているので、住みやすい環境に整えてくれるという点も見逃せないところです。


・無垢材のデメリット
無垢材のデメリットは合板に比べ費用も高くなりがちで、メンテナンスも必要で手間がかかるということです。
実際の木であるため、節があったり、どうしても傷つきやすかったり、湿度によって変形するので、その影響で反りや床板同士の間に隙間が生じたり、割れが発生する可能性があります。
ですので、そういったのも無垢材の魅力ととらえれる人であることが無垢材をとりいれる条件になるかもしれません。

いかがでしたでしょうか?
無垢材は良い意味でも悪い意味でも「自然のもの」であるのが特徴です。
もし、家で自然を感じたい方は、無垢材を考慮に入れてみてはいかがでしょうか?

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