松本工務店 家づくりに役立つブログ

家づくりに役立つ情報を発信しています

注文住宅のキッチン~ペニンシュラキッチン~

f:id:matsumoto-326-345:20161226171632j:plain

松本工務店|京都市内の新築・建替え。リフォーム、耐震改修

今回、ご紹介するのは、ペニンシュラキッチンです。ペニンシュラキッチンは、その名の通り、部屋の中にまるで半島(ペニンシュラ)のように設置されたキッチンとされます。アイランドキッチンと似た形状ではありますが、アイランドキッチンとは違い、キッチンの左右どちらかが壁とくっついた構造になっているのです。では、ペニンシュラキッチンにはどのような機能上の特徴があるのでしょうか?

まず、最初に挙げられるのが、間取りの制約を受けにくいという特徴です。左右どちらかの壁と接触しているため、アイランドキッチンと比べると、比較的間取りに余裕のない場所でも設置ができます。そのため、アイランドキッチンよりも、ペニンシュラキッチンを選択される方が多いようです。

また、ペニンシュラキッチンはコンロの横が壁と接しているため、アイランドキッチンと比べると、油汚れなどのお料理の際にでる汚れが目立ちにくいというメリットがあります。ペニンシュラキッチンはアイランドキッチンの持つ圧倒的な存在感をある程度残しつつ、アイランドキッチン特有の欠点をカバーしたような構造になっているのです。

一方で、ペニンシュラキッチンにもデメリットはあります。まず挙げられるのがアイランドキッチンほどの圧倒的な開放感や存在感を再現しきれない点です。壁に接しているため、部屋の中での存在感という面では、アイランドキッチンには及びません。

また、ペニンシュラキッチンはアイランドキッチンのように、キッチンの周りをぐるっと一周回ることができないため、機動力の面ではアイランドキッチンに軍配があがります。大人数でのお料理パーティーなどの場合はキッチンの周りを自由に動くことのできるアイランドキッチンの方が、機能性が高いと言えるでしょう。

いかがでしたでしょうか?ペニンシュラキッチンは、ある程度機能面では劣りつつも、アイランドキッチンの欠点をうまく修正したキッチンです。気になる方はぜひ一度実際に見てその使いやすさを実感されることをオススメします。

 

www.matsumoto-koumuten.jp

 

 

注文住宅のキッチン~アイランドキッチン~

f:id:matsumoto-326-345:20161222165055j:plain

松本工務店|京都市内の新築・建替え。リフォーム、耐震改修

 

今回ご紹介するのは、アイランドキッチンです。アイランドキッチンは、キッチンを壁から引き離して、部屋の中に完全に孤立しているような構造をしています。まるで部屋の中に浮いている島(アイランド)のようなキッチンであるため、、アイランドキッチンと呼ばれています。では、このアイランドキッチンには、機能上のどのような特徴があるのでしょうか?

まず、アイランドキッチンの特徴は、その作業スペースです。キッチンが全く壁に接していないため、キッチンの4方をすべて作業スペースにすることができます。壁に接していないため、2人と言わず、もっと多くの人数でお料理を楽しむこともできるのです。ホームパーティーがお好きな方には、非常に重宝するキッチンだと言えるでしょう。

また、豪華で存在感のあるデザインも大きなメリットの一つです。アイランドキッチンは部屋の中に独立して存在するため、部屋のなかでのキッチンの存在感が大きくなります。そのため、アイランドキッチンを設置する間取りをうまく確保することができれば、部屋に開放的でゴージャスな印象を持たせることができるでしょう。

一方で、存在感のあるアイランドキッチンならではのデメリットもいくつか存在します。まず、開放感の裏返しとして、油はねなどのお料理の際にでる汚れが目立ちやすいことです。アイランドキッチンは、I型、L型、セパレート型キッチンとは異なり、リビングとキッチンを遮るものがないため、リビングからキッチンが丸見えになってしまいます。そのため、常にキッチン周りを意識しておかないと、すぐに汚れてしまいますし、それが簡単に人に見られてしまうのです。

また、アイランドキッチンの設置には、大きなスペースが必要になることもデメリッとなります。壁に接していない構造的特徴上、部屋の間取りに余裕がないと、窮屈な印象を与えてしまいかねません。

いかがでしたでしょうか?存在感のあるアイランドキッチン、部屋のスペースに余裕のあるという方は一度検討されることをオススメします。

 

www.matsumoto-koumuten.jp

注文住宅のキッチン~セパレート型キッチン~

f:id:matsumoto-326-345:20161219102751j:plain

松本工務店|京都市内の新築・建替え。リフォーム、耐震改修

 

今回も前回に引き続きオープンキッチンのご紹介をしていこうと思います。今回ご紹介するのは、セパレート型キッチンです。セパレート型キッチンとは、シンクとコンロが完全に独立しており、I型キッチンを2つに分けて、2列に並べたような構造になっており、その構造上の特徴からⅡ型キッチンと呼ばれることもあります。では、このセパレート型キッチンにはどのような機能上の特徴があるのでしょうか?

まず、セパレート型キッチンの最も大きな特徴は、シンクとコンロが完全に独立していることです。それによって、L型キッチンより、さらに大きな作業スペースを得ることができます。複数人で作業する場合にも、一方はシンクで洗い物をして、一方はコンロでお料理をするなど、作業分担する上でも便利な構造になっていますよ。

また、動線が確保しやすいのも魅力の一つです。コンロとシンクの間のスペースで作業を行うため、身体を少し動かすだけで、2つの作業を同時に行うことができます。一人で作業する際にも、お料理の進行と同時に、手間がかかってしまう洗い物を処理することができるのは、大きなメリットとなるでしょう。

さらに、足元のスペースがしっかり隠れていることも、使用する人によってはメリットになるかもしれません。セパレート型キッチンはI型、L型に比べて、作業スペースは広くなっているにも関わらず、2つのキッチンの良さはそのまま残しています。人によっては、キッチンの足元を見られたくない場合もありますよね。セパレート型キッチンでは、その部分はしっかり隠れているため、安心して作業に取り組めますよ。

一方で、デメリットもあります。複数人で作業する場合、シンクで作業する人と、コンロで作業する人が背面同士になりので、注意していないと、事故になりかねません。作業スペースは広いですが、セパレート型キッチンで、複数人でお料理する場合は、しっかり声をかけあうことが大切です。

とはいえ、セパレート型キッチンは、作業が最も良いオープンキッチンです。シンクとコンロで同時に作業できるキッチンがほしいという方は、一度ご検討してみてはいかがでしょうか?

 

www.matsumoto-koumuten.jp

注文住宅のキッチン~L型キッチン~

松本工務店|京都市内の新築・建替え。リフォーム、耐震改修

f:id:matsumoto-326-345:20161215074455j:plain

 

 

前回、I型キッチンは天板の上に、コンロ、作業スペース、シンクが横一列に並んだ作りだとご紹介しました。今回ご紹介するL型キッチンは、天板が直角に曲がっている構造になっています。シンクとコンロが直角に曲がったそれぞれの辺上にあるため、I型キッチン比べると、シンクとコンロが離れたところにあるのです。では、このような構造になっているL型キッチンには、どのような機能上の特徴があるのでしょうか?

L型キッチンの大きな特徴として挙げられるのが、I型キッチンに比べて作業スペースが取りやすいことです。シンクとコンロが離れており、作業スペースを広く確保できるため、I型キッチンよりさらにお料理がしやすくなっています。他にも、動線を確保しやすいため、複数人での作業も可能なのも特徴です。

また、I型キッチンに比べて、収納スペースが広いというのも大きなメリットとされます。I型キッチンよりも、多くの収納スペースを確保できるため、多くのお料理道具や食器を使うことができるでしょう。

さらに、オープンキッチンの中では、価格がリーズナブルであることも大きなメリットの一つです。I型キッチンに比べると、少し高いですが、他のオープンキッチンに比べる手が出しやすいものが多くなっています。

一方で、L型キッチンならではのデメリットもあるのです。まず、一番最初に挙げられるのが、コーナー部分のデッドスペースでしょう。キッチンの構造上、L型のコーナー部分では非常に作業しにくく、物を置くくらいしか利用できません。

また、I型キッチンと同様、L型キッチンを設置するには、意外と大きな間取りが必要になるのもデメリットの一つです。L字に折れ曲がった構造をしているので、間取りに比較的大きな余裕がないと、設置することができません。

以上のように、L型キッチンには、I型キッチンにはない特徴があります。気になる方は、ぜひ一度実際にご覧になることをオススメします。

 

www.matsumoto-koumuten.jp

注文住宅のキッチン~I型キッチン~

f:id:matsumoto-326-345:20161213082529j:plain

 

注文住宅をご検討の方、キッチンはほぼ毎日使う場所だからこそ、こだわりたいですよね?特に女性の方や、毎日料理をされる方は、キッチンが自分にとって使いやすければ、生活が楽しく、充実したものになるでしょう。

近年、様々なキッチンが提供されており、多種多様なキッチンが市場に並んでいます。その中でも、注文住宅に一番人気なのが、オープンキッチン(DK・LDKなど他の部屋と一体になったキッチン)です。実は、オープンキッチンの中にもいくつか種類があり、キッチンの設置できるスペースやお料理の用途に合わせて、自分に合ったキッチンを選択する必要があります。今回は注文住宅を検討中だけど、どんなキッチンにしたらいいのかわからないという方のために、オープンキッチンの一つ、I型キッチンについてご紹介していきます。

I型キッチンは、コンロ、作業スペース、シンクがキッチンの土台となる天板の横一列に並んだオープンキッチンのことです。I型キッチンはオープンキッチンの中でも、最もスタンダードでシンプルな作りになっているキッチンだと言えます。では、このI型キッチンはどのような特徴があるのでしょうか?

まず、I型キッチンは、キッチンの設置に場所を取らないというメリットがあります。オープンキッチンは、比較的大きく、設置に間取りを必要とするものが多いのですが、I型キッチンではそのような心配はほとんどありません。

また、最もポピュラーなため、デザインやオプションが豊富であるのもメリットの一つです。I型キッチンは選択する人が多いため、取り扱い企業はお客様に喜んで頂くために、色々な種類のI型キッチンを用意しています。

一方で、デメリットもあります。それは、I型キッチンはシンプルな作りのため、作業スペースが他のオープンキッチンに比べると狭いことです。オープンキッチンなので、普通にお料理するには、十分な広さなのですが、お料理を趣味とされる人や、料理にこだわりを持たれる方には少しもの足りなく感じるかもしれません。

いかがでしょうか?I型キッチンは最もスタンダードなオープンキッチンです。オープンキッチンについて興味を抱かれた方は、まずI型キッチンからご覧になられてはいかがでしょうか。

 

f:id:matsumoto-326-345:20161213082529j:plain

建売住宅のデメリット

f:id:matsumoto-326-345:20161209073919j:plain

 

松本工務店|京都市内の新築・建替え。リフォーム、耐震改修

 

前回はスムーズに購入ができるというような建売住宅のメリットをお話しました。
今回は建売住宅のデメリットについてお話します。

建売住宅は家がすでに建てられた状態で売られているため、やはりご自身が思うような間取りや設備、素材でないということが起こってします。
せっかく家を購入するのに不満があるままで購入したくないですよね。
しかし、一部間取りを変更できるような物件もありますので、なるべくご自身の意向に沿うようなものを探しましょう。
ただし、ここで注意が必要なのは追加の設備にどれだけお金がかかるのか明確にしておくことです。
注文住宅よりも安いイメージの建売住宅でもこのような部分で予算オーバーしてしまうこともあるのです。

また、広い土地にいくつもの家が建てられて売られているものだと、周りの家と同じようなデザインや雰囲気になってしまいます。
見た目にこだわりたい方は装飾で個性を出したり、外壁を塗り替えするなどをして工夫するしかありません。


更に、既に家は出来上がっているため、工事の過程を見ることは出来ません。
自分の目できちんと工事が行われているのか確認したいという方には不向きかもしれません。
後に雨漏りやひび割れのような欠陥が見つかるということも実際に起こっていますので、業者選びには注意しましょう。

また、建売住宅は増築や改築が難しいという場合があります。
なぜなら、土地の価格が高い地域では建ぺい率の上限ギリギリで建てられている場合が多く、増築すれば建築基準法違反になります。
また、改築も新築時に将来に備えて改築出来るように建ててあるものと、そうでないものとでは耐震性などにも影響が生じる場合もあり、大規模に工事をすることは難しいでしょう。


そのうえ、やはり価格を下げるためにローコストの素材が使用されていることが多いです。20~30年で家自体の価値はなくなってしまいます。
また、薄利多売の傾向があるため、職人さん達の人件費も極限まで下げて建てられています。
人件費を抑えるとどうなるかは以前にも説明したとおりです。
そんなわけで、建売住宅はご自身のお子様まで受け継ぐというのは難しいでしょう。

いかがでしたでしょうか。
注文住宅と建売住宅のメリット、デメリットを比較してじっくり検討してみてください。

 

www.matsumoto-koumuten.jp

 

 

建売住宅のメリット

f:id:matsumoto-326-345:20161206072858j:plain

松本工務店|京都市内の新築・建替え。リフォーム、耐震改修

 

前回までに注文住宅のメリットとデメリットを紹介してきました。
対して今回は建売住宅のメリットについてお話します。
建売住宅のメリットとデメリットを理解し注文住宅と建売住宅どちらがいいのか検討して下さいね。

建売住宅は分譲住宅とも言われ、土地に家が建てられて、土地と家がセットで売られています。土地と一緒に売られていることで、土地を探す手間が省けます。
そのため、すぐに購入し、すぐに住み始めることが出来ます。急な転勤のときも賃貸の家を借りるように、手軽に入居できるのです。注文住宅のように何度も打ち合わせをする必要はありません。忙しい方でも家がほしいという方にはぴったりでしょう。

また、建売住宅は土地代と建物代は既に決まっているため、ローンが組みやすいです。注文住宅ならどのような間取りにして、どのような素材を使うかなど何度も打ち合わせを重ね、全てが決定した時点で価格がわかるのです。そうなるまではローンの相談もしにくいですよね。建売住宅に特化した不動産会社であれば建売住宅に詳しい金融機関を紹介してくれるかもしれません。

更に、建売住宅は立地がいいという場合もあります。大きなお屋敷などが解体され、広い土地が売りに出されて、そこに建売住宅を何件か建てて売りに出されている場合があります。そのようなときは、立地が良い場合が多く、市街地に近い場所に住むことが出来るのです。通勤や通学で電車を利用することも多いでしょうし、立地のいい場所というのは嬉しいですよね。また、駅のみならずスーパーや病院などの施設も近いところを探したいですね。また、一つの土地に何件も家が建てられて売られている場合は土地の境界線が明確になっているため、トラブルが起こりにくいでしょう。更に、建売住宅を購入される方は半数以上が30代なのでお子様の年齢も近いでしょうし、地域のコミュニティが作りやすいかもしれません。

いかがでしたでしょうか。
次回は建売住宅のデメリットについてお話します。

 

www.matsumoto-koumuten.jp