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理想の注文住宅を建てるために!失敗しない間取り計画!~部屋の広さ編~

松本工務店|京都市内の新築・建替え。リフォーム、耐震改修

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前回から注文住宅でよく見られる間取りの失敗についてご紹介しています。
今回は「部屋の広さ」に焦点を当ててどんな失敗があるのかを見ていきたいと思います。

・子供部屋が狭い
小学生の時は十分な広さであった子供部屋も、子供が成長するにつれて物の量も増えていき、その分部屋が狭く感じてきてしまう、といった失敗があります。
最近の小学生はリビングで宿題や勉強をすることが多いので、部屋は遊んだり、寝るためだけに
利用するだけで、学習机も部屋に置いてない場合があります。
しかし、中学生以上になると部屋で勉強するようになり、机が必要になってきます。
また、中学、高校で扱う教科書、問題集の量はとても多くなっていきますし、場合によってはパソコンを置くスペースが必要だったり、スポーツ系クラブ活動などで使用する用具類などを収納するスペースが必要だったりと結構な量の収納も必要になってきます。また、面積は十分なものの、部屋の形状が細長い長方形だったりすると、ベッドや学習机を置く場所が無く、とても不便に感じてしまいます。

​こうならないために、子供部屋でも十分な広さを確保しておく必要があります。


・子供部屋の広さがまちまち
他の部屋との間取りの関係上、2つある子供部屋の片方は広く、片方が狭くなってしまい、兄弟ゲンカが起こってしまった。といったことも多くあります。

子供にとってみれば、間取りの関係上、片方の部屋が広くて片方の部屋が狭いだなんてことは知ったことではありませんよね。
子供のことを考え、できる限り両方の部屋とも同じくらいの広さにしておくことをオススメします。


・寝室が狭い
「寝室は寝るだけのスペースだから、そんなに広くなくていいだろう」
そう思って寝るのに十分な広さにしたものの、いざテレビやドレッサーを置いたら、ベッドを置くスペースがかなり狭くなってしまったといった失敗も見られることがあります。
リラックスするスペースである寝室で、空間的に圧迫感を感じるようでは意味がありませんよね。

そうならないために、あらかじめ置く家具を設計図面に書き込むことをオススメします。
そうすれば寝室のイメージも付きやすく、寝室に必要な広さも十分確保できると思います。


・トイレが広すぎる
トイレの横幅を広く設けてしまうと、体の小さいお子様は座ったままでトイレットペーパーを取るのが難しくなります。
狭すぎるのも問題ですが広すぎるのも問題です。程よい広さを心掛けておきましょう。


いかがでしたでしょうか。
注文住宅の設計時は、マイホームの希望に溢れているせいか、思わぬ点で見落としてしまっている部分が出てきます。
長きにわたって住む家ですから、失敗をしないためにも、実際の生活をイメージし、子供の成長などを見越した将来性のある間取りを考えましょう。

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理想の注文住宅を建てるために!失敗しない間取り計画!~配線編~

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前回から、注文住宅でよく見られる間取りの失敗についてご紹介させていただいております。

そして今回は「配線」に焦点を当てて、どんな失敗があるのかをご紹介していきたいと思います。

・コンセントの位置が不適切
注文住宅設計の際、「リビングが電化製品のコードでごちゃごちゃするのは嫌だから、部屋の四隅にコンセントを設置しよう」と考え設計をおこなったものの、いざ掃除をするときにコードの長さが足りず、プラグをこまごまと差し替えなければならなくなった。といったことや、テレビの置き場所をよく考えていなかったため、テレビのコードが長くなってしまった。
といった失敗がよく見られます。

他にも、ダイニングテーブルの上でIHコンロやプレートを使って料理をするときにコンセントの位置が遠いと不便ですよね。
また、長いコードに足を絡ませてしまっては危険も伴います。

このようなことにならないため、あらかじめコンセントを使うであろう場所を把握しておきしょう。


・コンセントの数が足りない
「キッチンで使う電化製品の数は限られているからコンセントの数は少なくていいかな」と思い、必要最低限のコンセントを配置したことにより、いざその家に住み始めてから、ポットやミキサー、泡だて器を使うときのコンセントが無い、なんて失敗もちらほらみられます。

このようなことにならないため、あらかじめコンセントを使うであろう状況を把握しておきましょう。

・スイッチの位置が悪い
照明スイッチを手の届きやすい所に設置したのはいいが、ドアを開けたときに隠れてしまう位置に設置したために、逆に使いにくくなってしまったという失敗も見られます。

こうならないため、照明スイッチなどのスイッチはドアを開けても隠れない位置に設置するようにしましょう。
また、最近は照明のLED化が進み、明るさの調整はもちろんのこと光色の調整もできるようになり、コントロールスイッチが大きくなってきていますので、多灯分散型で照明を配置する場合はスイッチを取り付けるスペースも注意が必要です。


いかがでしたか。
コンセントの位置をあまり考えず設置してしまうと、実際にこういった失敗が起こってきます。
掃除も料理も日常的に行うものですから、コンセントも適切な位置にあると便利ですよね。
配線の計画も収納するスペースと同様、住んでからのことを考えて計画するようにしましょう。
それでは次回もお楽しみに。

理想の注文住宅を建てるために!失敗しない間取り計画!~収納スペース編~

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「広いリビングダイニングにして家族でゆっくり過ごせる家を手に入れることができた!」
「念願のオープンキッチンを手に入れて料理がますます楽しくなった!」
といったように、注文住宅を建てればあなたの理想の家を実現することができます。

ですがこれらの満足の声とは反対に、注文住宅を建てたものの「ここをこうすればよかった」と後悔してしまう方もおられ、インターネットでの検索で目にすることも多々あります。
その失敗で特に多いのがズバリ「間取り」での失敗です。

そこで今回から数回に分けて、注文住宅でよくある失敗と、その対策をご紹介していこうと思いますのでぜひご覧ください。

そして今回は「収納スペース」での失敗についてご紹介していきます。

・量が足りない
設計時は十分だと思っていた収納スペースも、子供が生まれ、家族が増えてくると収納したいものの量はどんどん増えていきますよね。
また家を建てた後に購入したアウトドア用品なども、収納スペースを広く取るものです。

そのため、収納スペースは広めに取っておくか、ベランダに納戸を置くスペースを確保しておくとよいでしょう。


・日常使うものの収納スペースが無い
普段使わないものの収納スペースや洋服を収納するスペースはきっちり準備をしたが、普段使う掃除機やアイロンなどを入れておくスペースが無い。
こういった失敗も多いようです。
2階にたっぷり収納スペースを設けたはいいが、掃除をするときにいちいち2階に上がって掃除機を取り出し、また1階に戻ってくることは面倒ですよね。

そうならないためにも、普段使わないものの収納スペースと、普段使うものの収納スペースをきっちり分けておく必要があるでしょう。


・奥行きが足りない
壁面積が広く、奥行きの浅い収納スペースばかりを設けていたために布団を収納するスペースが無い。
といった失敗もあるようです。

こうならないためにも、収納スペースにはしっかりとした奥行きを確保しましょう。
また、布団をしまうには大体80cm~90cmの奥行きを持つ収納するスペースが必要になりますので、ぜひ参考にしてみて下さい。


いかがでしたか。
注文住宅で多い失敗が、今回紹介した収納するスペースでの失敗です。
住んでからのことを考えながら収納スペースの設計を考えるようにしましょう。

 

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トイレリフォームで見落としがちなポイント後編

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今回も前回に引き続きトイレリフォームで見落としがちなポイントをご紹介していきます。

・大きな窓を付けたら外からの視線が気になるようになった
トイレ内の空間をより明るくしようとするために窓をつける方、窓をより大きくする方がいらっしゃいます。
これが2階や3階など人目に入りにくい場所ならいいのですが、1階のトイレの窓を大きくしてしまうと、外からの視線が気になり落ち着くことができなくなります。
トイレに窓を付ける場合は小さめの窓にするのがよいでしょう。
そうすると人目も気になりませんし、適度な換気を行うこともできます。

・間接照明にしたら、暗くなってしまった
トイレの電気を間接照明にすると確かに雰囲気は良くなります。
しかしいざ掃除をするとなった時に暗すぎてどこが汚れているかのチェックがしづらくなります。
汚れに気づかないままトイレを利用するのは衛生上あまりよくありません。

・便座がいつも水滴で濡れてしまう
トイレにはタンク付きのトイレ、タンクレスのトイレがありますが、タンクレストイレには高性能のものが多く、その分金額も高めです。
多くの方がトイレリフォームをする際に予算の兼ね合いのため、価格が安いタンク付きのトイレを選びます。
タンク付きのトイレの場合、タオルかけがトイレから遠くないかどうかをチェックしておいてください。
タオルかけとトイレが遠いと手洗いで手を洗った後、濡れたままの手をタンク上からタオル掛けまで移動させる時に水滴が落ちて便器に水滴が落ちてしまいます。
水滴とわかっていても便座が濡れているのは気持ちのいいものではありませんよね。


いかがでしたか。
トイレは狭い空間だからこそリフォームの際に気を付ける細かな点がいくつかあります。
大事なのは施工後のことをイメージすることです。
思い付きでここをこうしようとすると後で取り返しのつかないことになります。
トイレリフォームを成功させて心地のいい空間を作れるようにしましょう。
その際はぜひこの記事をご活用ください。

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トイレリフォームで見落としがちなポイント前編

 

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トイレリフォームでは施工が終わってから「ここをこうするべきだった」という失敗がよく起こっています。
リフォームをした後で失敗に気づいてもリフォームのやり直しなんてことはできません。
今回は皆さんがトイレリフォームで失敗しないよう、見落としがちなポイントを次回にわたってご紹介していきます。

・狭くて掃除がしにくい
最近のトイレは節水機能や清潔機能などの快適な機能の付いたものが出ており、大きさも様々です。
トイレの空間そのものが狭い場合、大きいトイレを選んでしまうと、空間のほとんどがトイレで埋め尽くされてしまいます。
掃除をするために屈むのも精一杯というのでは毎日の掃除も大変になりストレスが溜まってしまいます。
さらにトイレのドアが内開きの場合、トイレ内に入るのにも一苦労してしまいます。
トイレの価格を気にするがあまり、価格の安いタンク付きのトイレを選んでしまうとこういったことになりますので注意しましょう。
トイレを選ぶ際は空間の大きさを考慮して適度なものを買えば、トイレの空間もすっきりとして見え、掃除もしやすくなります。

・排水口が邪魔になった
水を流して掃除をしやすくするために、床に排水口を作ってしまう方がいらっしゃいます。
排水口を設置することで一見掃除がしやすくなったように見えますが、トイレ掃除で水を大量に使うなんてことはそうそうありません。
滅多に水を流すことが無いとなると封水が蒸発し、空間内に嫌な下水の臭いが広がってしまうことになります。
木造住宅の場合は床排水口がある場合でも水洗いは木部を腐らせてしまうので、オススメ出来ません。
実際トイレリフォームをする際は排水口は本当に必要かどうかを考えましょう。

・収納家具やスリッパを買ったが、ドアが内開きのためあたってしまう
ドアが内開きであるトイレは何かと不自由だったりします。
ドアを開けるたびにそろえたスリッパがバラバラになってしまうのは見栄えも悪いですよね。
外開きのドアにすると空間も広く使うことができオススメです。


いかがでしたか。
トイレリフォームをする際は施工後のことをよく考えることが重要です。
次回もトイレリフォームで失敗しないためのポイントをご紹介していきますのでお楽しみに。

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トイレリフォームで失敗しないための床材選び~フローリング編~

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居室の床材で最も人気のあるフローリングを「トイレの床にも」といったニーズは少なくありません。
トイレの床材をフローリングにすればインテリアコーディネートに統一感が出て、お洒落に美しくまとまります。
しかしトイレの床材をフローリングにする場合はいくつか注意しなければいけないこともあります。

最初にフローリングの性能はどういったものかを見ていきましょう。
耐水性:まあまあ優れている
アンモニア・洗剤耐性:優れていない
防汚性:まあまあ優れている
防臭性:イマイチ
以上の評価を見てもわかるように、フローリング材はトイレの床材にはあまり向いていません。
トイレマットを敷いておけば大丈夫と思われるかもしれませんが、その考えは危険です。
トイレマット以外の場所に水やアンモニア成分、トイレ用洗剤が付着してしまうと、そこからフローリング材が腐食したり黒く変色してしまう場合があります。
近年ではトイレ用に開発されたアンモニアに強いフローリングの床材もあります。
しかしいくら表面がアンモニアに強くても、フローリングの継ぎ目から水がしみこんでしまうことがあるので注意が必要です。

どうしてもフローリングを利用したい場合は、トイレ用のフロアコーティングを施すことをオススメします。
水回りに強い特殊なフロアコーティングを施すことでフローリング材でもトイレに利用することができます。
特殊コーティングをしておかないと数年でフローリングが傷んでしまい、床材のリフォームを再度行うことになってしまいます。

いかがでしたか。
「クッションフロア」「タイル材」「フローリング」についてご紹介していきました。
トイレの床材を選ぶ際は、それぞれの性質や、家の雰囲気やトイレの雰囲気と合うかどうかを考えて選ぶとよいでしょう。
トイレの雰囲気だけ家の雰囲気と合わないというのは少々もったいない感じもしますので、施工前に床材のサンプル見て仕上がりがどのようになるか、イメージしておくことをオススメします。

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トイレリフォームで失敗しないための床材選び~タイル材編~

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前回はトイレの床材の一つであるクッションフロアについてご紹介してきました。
今回は「タイル材」についてご紹介していきます。

では早速タイル材の性能について見ていきましょう。
耐水性:とても優れている
アンモニア・洗剤耐性:優れている
防汚性:とても優れている
防臭性:優れている
タイル材も性能はとても優れており、トイレの床材としてとても重宝されます。
タイル材は耐水性がとても高いため、モップで掃除することも可能です。

他にもタイル材にはメリットがありますので併せてご紹介していきます。
・雑菌を分解してくれる
タイル材の中には雑菌を分解してくれるものがあります。
トイレという空間は雑菌が多く存在していて知らない間に雑菌が服や体についてしまうものです。
雑菌の繁殖を軽減するという点でこの機能があるタイル材は衛生的にとてもいいですね。

・高級感がある
タイル張りのトイレはそれだけで高級感が漂ってくるものです。
毎日使うトイレが高級感のあふれる空間になればとても見栄えが良く心地いいですよね。

・耐久性がある
長年トイレを使うことを考えれば、耐久性があるかどうかは注目しておきたいものです。
他の床材に比べ最も耐久性があるのがタイル材です。

しかしデメリットもあります。
・費用が高い
他の素材に比べて費用(材料費、人件費)が高くなります。
また、工期も長くなります。工期が長いのも費用が高くなる原因のひとつに挙げられます。

・目地は汚れやすいし実は防水性がよくない
目地は表面がザラザラしていて汚れが付着しやすく、カビが発生すると落とすのが大変です。
また、床がタイル張りで排水口があれば水洗いしても問題無いと思われがちですが、目地からは実は水が浸透します。
特に木造住宅では要注意です。水が浸透して床付近の木材が腐食していることはよくあることです。

・冬場に寒い、冷たい
冬のトイレは寒い、冷たい感じがするものです。
とりわけタイルが張られたトイレは寒いと感じたことがある方も少なくないと思います。
実際、タイルは一旦冷えるとなかなか暖まらない性質があるので、トイレに入って暖房したとしてもすぐには暖まらず、暖まる前に用を足して出ることになります。

いかがでしたか。
タイル材の長所、短所は理解していただけたでしょうか。
またタイル材には「陶器タイル」「石器タイル」「磁器タイル」の3種類があり、家の雰囲気に合ったものをお選びいただくことができます。
次回もお楽しみに。

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