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リフォームをするならエコリフォームでより快適な暮らしを~メリット編~

松本工務店|京都市内の新築・建替え。リフォーム、耐震改修

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前回はどのような施工がエコリフォームにあたるのかをご紹介しました。
ではエコリフォームをすればどのようなメリットがあるのでしょうか。
今回はそのメリットについてご紹介していきます。


・光熱費削減
エアコンで掛かる電気代は全体の50%以上を占めるほど重大ですから、この電気代を節約する努力をしている方も多くいられると思います。
しかしエコリフォームをすれば住宅が断熱性の高い住宅となり電気代節約効果が大いに期待できます。
エアコンで温かくなった空気や冷たくなった空気が外の温度のせいでぬるくなるといったことを避けることができ、効率よくエアコンを使用することができます。
10年、20年と長期の視野で見れば光熱費の削減額は大きいものとなります。
浮かした光熱費を他のことに回すことができるのでうれしいですね。

・遮音性が高い
気密性や断熱性が高い住宅はおのずと遮音性も高くなります。
例えば小さなお子様が多いご家庭やピアノなどの楽器を演奏するために時折大きな音を立ててしまうとご近所迷惑となりトラブルにもつながってきます。
エコリフォームをして気密性・断熱性の高い住宅にすれば大きな音を出してご近所迷惑になるといったことを軽減できます。
また外からの大きい音も遮音することができるので、周りの騒音に悩まされることもなくなるでしょう。

補助金を受け取れる
平成28年10月11日から「住宅ストック循環支援事業」としてエコリフォームに対する支援が実施されています。
補助額はリフォームの工事内容に応じて定める額となり、補助限度額は30万円となります。
高い費用がかかるエコリフォームですが、この制度を利用すればお得にエコリフォームを行うことができます。
補助金を受け取るにあたり、手続きが複雑で難しいので弊社のような登録業者と一緒に手続きを進めていくようにしてください。


いかがでしたか。
エコリフォームをするとさまざまなメリットを享受できます。
リフォームををご検討の際は是非エコリフォームをご検討ください。

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リフォームをするならエコリフォームでより快適な暮らしを~予備知識編~

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家が古くなったから・壊れたからという理由でリフォームを検討なさる方が多くいらっしゃると思います。
より快適で暮らしやすい住まい環境を作るために「エコリフォーム」をしてみてはいかがですか。
エコリフォームとは普通のリフォームに比べて、エアコンなどによるエネルギーの消費量を少なくする、地球に優しいリフォームとなっています。
またエアコンなどによるエネルギーの消費量が少なくなることで光熱費を抑えることもできるので人にも優しいリフォームとも言えます。


今回は実際にどのようなリフォームがエコリフォームのあたるのかをご紹介していきます。

・窓の断熱改修
内窓設置、単板ガラスから複層ガラスへの交換、サッシごとの窓交換を行うことで断熱効果をUPさせます。
これらの処置は断熱効果があるだけでなく、結露を少なくする効果や防犯性能向上も期待できます。

・外壁、屋根、天井または床の断熱改修
部屋の内側の壁や天井、床を取り去り、断熱材を使用するのと同時に気密層を設けることによりすきま風を防ぎ断熱性能と気密性能を向上させます。
いくら断熱をしっかり施しても、すき間があれば熱は逃げていきます。
気密と断熱の両方をきちんと施工することで断熱効果を発揮することができます。

太陽光発電の導入
太陽光発電の燃料は太陽の光のみなので、光熱費を抑えることができます。
自然エネルギーを利用することでCO2排出量の削減も可能です。
太陽光発電をうまく利用している方の中には発電して余った電気を電力会社に売って自分の家の利益にしている人もいます。

このようなエコリフォームをすることによって冬は暖かく、夏は涼しい快適な住宅を実現できます。
エコリフォームをする箇所が増えれば増えるほど住宅の省エネ効果はどんどん高まっていきます。
住宅そのものが省エネ効果の高いものになれば光熱費を抑えるのも容易になり、日々の節約に悩まされることも軽減されます。

ここでお得な情報です。
京都市では上記のような省エネリフォームを行うと補助金が出る制度があります。
上記以外にも外壁や屋根に遮熱塗料を塗った場合や窓に遮熱フィルムを
張った場合、庇の設置や高断熱浴槽の設置でもOKです。
それらの組み合わせで最大50万円出ます。

いかがでしたか。
次回もエコリフォームについてご紹介していきます。
リフォームをお考えの方は是非ご覧ください。

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珪藻土の特徴とは?

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皆さんは珪藻土という名を聞いたことはありますか?珪藻土は、藻類の一種である珪藻が古くから堆積してできた化石からなる堆積岩のことです。藻類は地球上で初めて出現した原生生物の一種で、今でも空気中を浮遊しており、条件が合えば繁殖を行っています。池や湖などの湿気の多い場所に居ると、衣類にいつのまにか付いている緑色の物がこの藻類に当たるのです。

珪藻の殻は二酸化ケイ素でできており、これが珪藻土の主成分になります。珪藻は死滅すると、池や湖の底に沈んでいき、そこにどんどん堆積していくのです。死骸の中に存在する有機物はプランクトンなどによって分解されますが、不消化物の二酸化ケイ素は分解されずに残ります。残った二酸化ケイ素が長い年月をかけて化石になったものが珪藻土です。

珪藻土は、昔から耐火性の高い土として七輪、コンロ、耐熱性レンガの素材として利用されてきました。また、日本では昔から、城の内壁材として利用されており、その耐久性、耐熱性は重宝されていたのです。

最近では、この珪藻土が家の内壁材、外壁材として注目を集めています。以前まで、最も一般的に使用されていた漆喰はカルシウムを主成分としており、防水性、吸湿性に優れているため、家屋の壁の上塗り材として用いられていました。

一方で、珪藻土の主成分は二酸化ケイ素であり、多孔質構造が特徴であるため、漆喰以上に、吸湿性、脱臭性に優れています。漆喰にもそのような特徴は備わっているものの、成分の特徴上の違いから、湿度や温度などの家の中の環境を一定に保つ上では、珪藻土の方がより優れていると言えます。

しかし、珪藻土にもデメリットは存在します。それは、珪藻土の成分のほとんどが二酸化ケイ素であることです。そのため、自己凝固性がなく、なにかしらの凝固剤を加えなければ固まりません。一方で、漆喰は自ら固まることができるため、施工の際には、漆喰の方が使いやすいと言えます。

珪藻土は、若干の使いにくさがあるとは言え、安全で安心な暮らしを作ることができる非常に優れた自然素材です。気になる方は一度検討してみてはいかがでしょうか?

 

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耐震補強について

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明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いします。

新年1回目のブログは建物の耐震性を上げる補強方法についてご紹介致します。
今回ご紹介するのは耐震補強です。

建物の耐震性を考える上で、真っ先に思いつくのが、建物自体の強度を上げることかと思います。
建物自体が頑丈で、揺れに耐えうる構造をしていれば、どんな地震が来ようと建物自体が倒壊する心配はありません。

また、建物の揺れを抑える免震補強・制震補強と比較して、建物自体を頑丈に補強していく耐震補強は、すでに建築済みの住宅であっても、簡単に施すことができます。では、耐震補強は、実際にどのように行われるのでしょうか?

耐震補強工事は建物自体の頑強さをいかに向上させるかが大事になってきます。具体的に重要なポイントは、基礎・土台の補強と、耐力壁の補強、重心のバランスなどです。

基礎のコンクリートに鉄筋が入っていることが当たり前と思われがちですが、鉄筋で補強されていない住宅も多く存在します。
特に、古い木造住宅などの基礎部分は鉄筋で補強されていない場合も多く、大きな地震が起きた際には非常に危険です。無鉄筋コンクリートを補強するには、基礎部分に新しい鉄筋を組んで、既存のものと一体化させる方法が一般的です。

また、建物の壁の量が少ない場合、あるいは偏っている場合は、地震の揺れで建物がねじれやすくなっているため、耐力壁をバランスよく配置し、建物の耐久性を向上させることが大切です。耐力壁とは、筋交いの入った壁を指しますが、最近では面材が用いられる場合もあります。耐震性の低い建物は、こういった補強材で建物の耐久力を向上させると伴に、満遍なく補強を行うことで、建物の重心のバランスを整えることも重要です。

地震大国とされる日本では、万が一、地震が来た場合に備えて、建物の耐久性をあらかじめ上げておくことが非常に重要とされます。地震が起きてからでは遅いのです。
もし、現在住まわれている住宅の耐震性に不安のある方は一度、耐震診断をすることをオススメします。
昭和56年以前に建築された住宅ですと、お住まいの地域の役所にお問い合わせしていただくと、お安く診断を受けることが出来ると思います。
また、役所が決めている耐震強度以上の耐震補強工事を行った場合、補助金ももらえます。

熊本地震震度7という大きな揺れが立て続けに起きた初めてのケースでした。
1回目の揺れには耐えた家が2回目の揺れには耐えられずに倒壊したものが多くありました。
これからは繰り返し起こる地震に耐えうる補強が求められています。

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免震補強について

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松本工務店|京都市内の新築・建替え。リフォーム、耐震改修

以前の記事で、耐震・免震・制震のそれぞれの用語の違いについてご説明いたしました。そこで今回は、建物の耐震性を上げる実際の補強方法についてご紹介致します。今回ご紹介するのは、免震補強です。

地震が発生した際に問題になるのは、なにも建物の耐久性に限った話ではありません。建物自体の耐久性も、大切な要素ではありますが、最も重要なのは、実際に地震が起きた時に自分が住んでいる家が倒壊したり、破損したりしないことです。そのため、建物に伝わる地震の揺れを逃がしたり、受け流す仕組みを家に取り入れることも、立派な地震対策だと言えます。この考え方に着目したのが、免震補強です。では、実際にどのような補強を施すのでしょうか?

免震補強で重要になってくるのは、地震の揺れによって家の基盤となっている部分への振動を、いかに家に伝わりにくくするかです。従来の家は、建物が直接地面の上に乗っているような構造になっており、地震の揺れが直接建物に伝わる構造になっています。そのため、耐震補強がしっかり行われている家は倒壊は免れるのですが、建物自体は激しく揺れるため、家具の転倒や照明器具の落下などが問題とされています。

一方で、免震建築は免震装置の上に建物が乗っているような構造になっています。そのため、地震時には、免震装置が地震の揺れ自体を吸収し、建物自体が揺れにくい構造になっています。この補強を施すと、建物が揺れを最小限抑えることができるので、家の中も安全な状態を保つことができるのです。

免震の原理は理解していただけたと思いますが、実際に免震装置とはどのようなものなのでしょうか?免震装置には大きく分けて、アイソレータとダンパーという装置が使われています。アイソレータには、積層ゴムやすべり支承というものが使われており、地震が起きた際に、建物をゆっくりと移動させるような仕組みになっています。一方で、ダンパーには、オイルダンパーや鋼材ダンパーといった種類があり、アイソレータだけでは、揺れ続ける運動を抑える働きがあります。

地震に対しては最も安心出来る装置なのですが、非常にコストが高いという大きな欠点があります。
高層マンションや公共施設にはよく採用されているようですが、住宅にには
まだまだ普及率は低く、この先ももう少しコストが下がらなければ浸透は難しいものではあります。

免震の仕組みは理解していただけましたでしょうか?予算と相談してお住まいの住宅をより安全なものにしていきましょう

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注文住宅のキッチン~ペニンシュラキッチン~

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今回、ご紹介するのは、ペニンシュラキッチンです。ペニンシュラキッチンは、その名の通り、部屋の中にまるで半島(ペニンシュラ)のように設置されたキッチンとされます。アイランドキッチンと似た形状ではありますが、アイランドキッチンとは違い、キッチンの左右どちらかが壁とくっついた構造になっているのです。では、ペニンシュラキッチンにはどのような機能上の特徴があるのでしょうか?

まず、最初に挙げられるのが、間取りの制約を受けにくいという特徴です。左右どちらかの壁と接触しているため、アイランドキッチンと比べると、比較的間取りに余裕のない場所でも設置ができます。そのため、アイランドキッチンよりも、ペニンシュラキッチンを選択される方が多いようです。

また、ペニンシュラキッチンはコンロの横が壁と接しているため、アイランドキッチンと比べると、油汚れなどのお料理の際にでる汚れが目立ちにくいというメリットがあります。ペニンシュラキッチンはアイランドキッチンの持つ圧倒的な存在感をある程度残しつつ、アイランドキッチン特有の欠点をカバーしたような構造になっているのです。

一方で、ペニンシュラキッチンにもデメリットはあります。まず挙げられるのがアイランドキッチンほどの圧倒的な開放感や存在感を再現しきれない点です。壁に接しているため、部屋の中での存在感という面では、アイランドキッチンには及びません。

また、ペニンシュラキッチンはアイランドキッチンのように、キッチンの周りをぐるっと一周回ることができないため、機動力の面ではアイランドキッチンに軍配があがります。大人数でのお料理パーティーなどの場合はキッチンの周りを自由に動くことのできるアイランドキッチンの方が、機能性が高いと言えるでしょう。

いかがでしたでしょうか?ペニンシュラキッチンは、ある程度機能面では劣りつつも、アイランドキッチンの欠点をうまく修正したキッチンです。気になる方はぜひ一度実際に見てその使いやすさを実感されることをオススメします。

 

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注文住宅のキッチン~アイランドキッチン~

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今回ご紹介するのは、アイランドキッチンです。アイランドキッチンは、キッチンを壁から引き離して、部屋の中に完全に孤立しているような構造をしています。まるで部屋の中に浮いている島(アイランド)のようなキッチンであるため、、アイランドキッチンと呼ばれています。では、このアイランドキッチンには、機能上のどのような特徴があるのでしょうか?

まず、アイランドキッチンの特徴は、その作業スペースです。キッチンが全く壁に接していないため、キッチンの4方をすべて作業スペースにすることができます。壁に接していないため、2人と言わず、もっと多くの人数でお料理を楽しむこともできるのです。ホームパーティーがお好きな方には、非常に重宝するキッチンだと言えるでしょう。

また、豪華で存在感のあるデザインも大きなメリットの一つです。アイランドキッチンは部屋の中に独立して存在するため、部屋のなかでのキッチンの存在感が大きくなります。そのため、アイランドキッチンを設置する間取りをうまく確保することができれば、部屋に開放的でゴージャスな印象を持たせることができるでしょう。

一方で、存在感のあるアイランドキッチンならではのデメリットもいくつか存在します。まず、開放感の裏返しとして、油はねなどのお料理の際にでる汚れが目立ちやすいことです。アイランドキッチンは、I型、L型、セパレート型キッチンとは異なり、リビングとキッチンを遮るものがないため、リビングからキッチンが丸見えになってしまいます。そのため、常にキッチン周りを意識しておかないと、すぐに汚れてしまいますし、それが簡単に人に見られてしまうのです。

また、アイランドキッチンの設置には、大きなスペースが必要になることもデメリッとなります。壁に接していない構造的特徴上、部屋の間取りに余裕がないと、窮屈な印象を与えてしまいかねません。

いかがでしたでしょうか?存在感のあるアイランドキッチン、部屋のスペースに余裕のあるという方は一度検討されることをオススメします。

 

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