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バリアフリーの家~トイレ編~

松本工務店|京都市内の新築・建替え。リフォーム、耐震改修

 

新築やリフォームをご検討の方は将来のことまで考慮していらっしゃるでしょうか。家は人生に一度の大きな買い物ですから、長く快適に過ごせる家にしたいですよね。


今は若い方でも、歳をとると足腰が弱くなって痛みを感じたり、若いころのように活発に動けなくなってしまったりするのは想像がつくでしょう。
そうなったときに現在のお家で快適に過ごすことができるでしょうか。何かしら不便な部分があるかもしれませんよね。


もしかすると将来車いすを使うかもしれないということも考えておくといいでしょう。交通事故やスポーツでの事故によるケガなどは年齢にかかわらず起こってしまうものですし、病気だっていつ発症するかわかりません。


車いすでなかったとしてもトイレは毎日何度も利用する場所ですし、しゃがんだり立ち上がったりするので足腰に負担がかかってしまいますよね。

そこで、今回はトイレのバリアフリーについてお話しします。
車いすでのトイレ利用や介護者との利用を考える場合、大切なポイントは
1.段差を設けない
2.引き戸にする
3.出入り口の幅を広くとる
4.トイレのスペースを広くする
5.手すりを設ける(出来れば可動式がよい)
6.手洗い器の下には空間を設ける
の6つになると思います。 参考にしてみてください。

1.の段差を設けないに関しては最近の新築住宅ではほぼ出来ていると思います
2.3.4.6.に関してはスペースの問題等でなかなか出来ていない住宅が多いと思いますが、とても重要なことです。
5.の手すりの設置は後からでも比較的簡単に出来るので、必要を感じてからでも遅くはないと思います


トイレを広くするメリットは車いす等で使用しやすいことだけではありません。
小さいお子様がいらっしゃる場合はトイレトレーニングも必要になります。
そうなると最初は一緒にトイレに入ることもあるでしょうから、トイレが広いと嬉しいですよね。
更にトイレが広いと大きめの汚物入れを設置することができるのです。
赤ちゃんのオムツはもちろん、介護が必要になったら大人でもオムツを使うようになるかもしれませんよね。


いかがでしょうか。新築の時点でこれら全てを備える必要があるのかと思うかもしれませんが、後にリフォームをするならば新築の時点でこのような設計にした方が結果的に安く抑えられるかもしれません。


弊社では介護保険を利用した住宅改修の工事実績が豊富にございます。
また、福祉住環境コーディネーター2級の有資格者が在籍しております。
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