吹き抜けのある家のメリット
こんにちは、松本工務店です。
注文住宅をお考えの方の中には、住宅の一部を吹き抜けにしようかと検討していらっしゃる方も多いかと思います。雰囲気的にも吹き抜けの家ってなんだかおしゃれでかっこいいですよね。ただ、実際に吹き抜けを設けるなら、しっかりとそのメリット・デメリットについて理解しておく必要があるでしょう。今回は、これをテーマにお話いたします。
まずは吹き抜けのある家のメリットからご説明させていただきます。
吹き抜けの家のメリットの1つ目にあげられるのが、開放感があることでしょう。吹き抜けにより天井が高くなるので、たとえ面積が狭くても空間が広いと感じられます。一般的に考えて、狭苦しいよりも、広々とした部屋の方が、気持ちがいいですよね。また、家族がいらっしゃる方なら、部屋の開放感は重要になってくるでしょう。
上記のメリットに加えて、部屋の中で空気の循環ができあがるというのも、メリットとして考えられます。吹き抜けの家ですと、部屋の高い位置と低い位置に窓があり、それを開けていれば空気は下から上に行くものなので、部屋の中だけで空気のスムーズな循環を得ることができるのです。ですので、結果として、部屋の湿気やホコリなどを減らしてくれるでしょう。
そして、吹き抜けの家ですと、電気をつけなくても部屋の明るさを保つことができます。普通の部屋ですと、窓が低い位置にあるので光が入りにくいですが、吹き抜けの部屋なら窓の位置も高いので、部屋の中に光が入ってきやすいです。光を効率的に取り込めれば、湿気などによるカビの防止につながりますし、電力の無駄遣いを減らすこともできるでしょう。
最後のメリットとして、やはり家の中の空間の雰囲気がよくなることが挙げられます。来客が来られる際には、堂々と自分の家に招き入れることができますし、お話の種にもなることでしょう。
このように吹き抜けの家は多くのメリットがあります。しかし、もちろんデメリットもあります。次回はそのデメリットについてお話させていただきます。