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身近に潜む家庭内事故~転倒・転落編~

松本工務店|京都市内の新築・建替え。リフォーム、耐震改修

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前回は、家庭内事故の一例としてヒートショックをご紹介しました。
部屋間の温度差は単に我慢すればいいものではなく、健康被害にもつながるとお伝えしましたが、ヒートショックの他に家庭内の事故としてよく挙げられるのが転倒・転落です。
そこで今回は、家での転倒・転落予防についてご紹介していきたいと思います。

・階段には手すりと侵入防止ゲート
階段からの転落は、一つ間違えれば大けがや死亡事故につながります。これを防止するために有効なのが手すりを設置することです。

これらを設置する場合には、できるだけ素人で取り付けるのは避けましょう。手すりには想像以上の負荷がかかりますから、自分で取り付けてぐらついてしまうと逆に危険です。安全のために取り付けたはずのものが事故につながってしまっては意味がありませんから、我々業者に依頼して安全に使用できる環境を整えましょう。

また、階段での事故として「幼児が乗り物玩具ごと落下した」という例もあります。小さいお子さんがいらっしゃる場合には、階段の降り口に侵入防止ゲートを設けておくと安心です。

・リビングではつまずかない、すべらない工夫を
一見安全にも思えるリビングですが、一番長い時間生活する空間でもあるため、転倒事故の大半はリビングで起こっています。

​フローリングはすべりやすいですから、床においてあるものにつまずいて転ぶなどといったケースも多いので、普段から整理整頓を心がけましょう。また、カーペットを敷く場合には専用のテープで四隅を固定しておくと安全です。

・玄関にはベンチや手すり、ライトを設置
玄関での転倒原因として多いのが靴を脱いだり履いたりするときにバランスを崩すというものです。そこで玄関にスペースがある場合には靴を脱着するためのベンチを置いたり、段差で不安定にならないように手すりを取り付けたり、夜に靴でつまずかないように足元にフットライトを設置することが有効です。また、リビングでのカーペットと同様に玄関マットがある場合には固定しましょう。

いかがでしたでしょうか。
家の中に気になる点がいくつかある場合には、私達業者に頼んでリフォームをするのも大変有効です。室内での危険をできるだけ減らして、快適な暮らしを実現しましょう。

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