松本工務店 家づくりに役立つブログ

家づくりに役立つ情報を発信しています

家づくりの優先順位って?

松本工務店|京都市内の新築・建替え。リフォーム、耐震改修

f:id:matsumoto-326-345:20170407115852j:plain

 

家づくりをスムーズに進めるために、優先順位をつけておくことはとても大切なことです。しかし、家づくりを何度も経験したことがある人はまれですから、何を優先すべきなのかを考えるのはとても難しいですよね。
優先順位をつけるうえで大切にしてほしいことが、「家を建てたあとに変更できるかどうか」という視点です。今回はその視点に基づいて、家づくりにおいて優先するべきポイントについてご紹介していこうと思います。

・家の性能
家づくりで一番重要だともいわれるのが家の性能です。家の性能とは気密性や断熱性、耐震性といった建物そのものの構造や性能のことを指します。家を建ててから家の性能を変えたいとなると建て替えなどの大規模な工事が必要になりますから、家を建てる時点でよく吟味しておく必要があります。家の性能は暮らしの快適さに直結しますから、できるだけ妥協しないようにしましょう。
そんな家の性能を左右するのが、断熱性の観点からは断熱材や窓などの外部に面する部分に使う部材、耐震性の観点からはどんな工法を使ってどれだけの耐震性能を確保するかを選択して決めていくことにあります。
様々な種類があり、それぞれに特徴があるためここでは紹介しきれませんが、後になって後悔がないようにしっかりとひとつひとつを吟味してください。

・家の間取り・設備
家の性能に次いで大事なのが、家の間取りや基本的な設備です。こちらも建てた後に変更するとなるとリフォームが必要になってしまいますから、家づくりの時点でよく考えておく必要があります。特に家の間取りは、これから子供が増える予定があるかどうかや、実際生活していくときの動線など将来のことを考えた設計にする必要があるので注意してください。

・家のデザインや雰囲気
家づくりをするうえでまず考えるのが家のデザインや雰囲気だという方もいらっしゃるかもしれませんが、あまり優先しすぎないようにしましょう。デザインを追求するあまりに建設費用が高額になってしまい、大事な部分を削らなければならなくなって、その結果として家の性能が悪くなってしまったら本末転倒です。

いかがでしたでしょうか。
今回は「家を建てたあとに変更できるかどうか」という視点から、優先するべきポイントについてご紹介しました。もちろん人によって優先したいポイントは変わりますが、今回お話した内容が少しでもお役に立てば幸いです。

www.matsumoto-koumuten.jp

土地探しをするうえでの心構え

松本工務店|京都市内の新築・建替え。リフォーム、耐震改修

f:id:matsumoto-326-345:20170403092551j:plain

家づくりにおいて、まず必要なことが土地の確保です。建て替えの場合やすでに土地を所有している場合を除いて、建物を建てる土地を探さなければなりません。一度家を建ててしまうと、その土地に長く住むことになりますから、土地探しは大変重要なポイントになります。
しかし、土地を探すのは簡単なことではありません。どのように探せばいいのかと悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで今回は少しでもお役に立てるよう、土地探しをするうえでの心構えについてお話していこうと思います。

・まずすべきなのは土地に求める条件の整理
土地探しをするうえで、まずしていただきたいのが土地に求める希望条件を整理するということです。自分たちが生活している姿を具体的にイメージして、新しい土地でどのような暮らしを送りたいのか、その生活をするためには何が必要なのかを整理することが大切です。
また、条件を挙げた後にそれぞれに優先順位をつけましょう。優先順位が明確になっていると、いざそれらに合った物件が出てきたときに素早く適正な判断をすることができます。少しの判断の遅れで他の人に先に契約されてしまったり、あとあとになって妥協した部分を後悔しないためにも、希望条件を列挙し、優先順位をつけておくことが大切です。

・長期戦を覚悟して、常に冷静に
土地探しは長期戦になることが多いです。期間に余裕がないと焦りが生まれますし、長期間土地探しをしていると疲れてきて冷静な判断ができなくなってしまいます。土地探しをする場合はなるべく計画的に長期戦覚悟で臨みましょう。

・満点を取るのは難しい
残念ながら、希望にすべてあった土地を見つけることは大変難しいです。一切妥協をせずに土地を見つけられる場合もありますが、時間の都合などでどこかしら妥協する必要もあるかと思います。求める条件が多すぎるとそれだけ条件に沿うのも難しくなりますから、重要なものを三つ程度に絞り、他の条件はあったらうれしい希望といった程度にとどめておくべきだと思います。

いかがでしたでしょうか。
土地探しは家づくりにおいて重要な項目ですから、じっくりと時間をかけて、できるだけ理想に近いものを探していきましょう。

www.matsumoto-koumuten.jp

鉄骨と木造の違いって?

松本工務店|京都市内の新築・建替え。リフォーム、耐震改修

f:id:matsumoto-326-345:20170330194927j:plain

住宅購入は一生に一度のお買い物といっても過言ではありません。多くの人が、20年から30年のローンを組むため、非常に多くのお金が動きます。

ですので、絶対に失敗がないようにする必要があります。そこで、今回は、鉄骨造と木造の違いについて詳しく説明させていただきます。

まず、木造の特徴を説明させていただきます。日本では、住宅の約7割が木造です。昔から日本では木造が主流で、今もそれが残っているためです。
それでは何故、今でも主流なのでしょう。それは日本の高温多湿で地震や台風など自然災害も
多く発生する環境に適しているからだと思います。

木造は、一戸建てなどの比較的小さめな建築物でよく採択されますが、耐久性や耐火性の面から大きな建物にはあまり採択されません。

木造のメリットとしては、かかるコストが比較的安価なのと、間取りを比較的自由に設定できる点が挙げられます。また、木のぬくもりや木の香りは癒しの効果も期待出来ると思います。
デメリットは、上述したように耐久性、耐火性がさほど高くないことでしょう。

次に、鉄骨の特徴についてご説明させていただきます。鉄骨は、大きなビルやマンションを建築する際によく採用される方法です。

日本でも多くの建築物に使われていますね。
鉄骨のメリットとして挙げられるのは、柱と柱の間隔を広くとれるため、大空間が容易に造れることと、何層にも積み上げることが可能であることです。これが、鉄骨造の高層ビルやマンションなど大きな建築物に使われる理由です。

また、鉄なので燃えにくいので、耐火性能が高い建物にすることが可能となります。
ですので、集合住宅等にも良く採用されているのです。

しかし、もちろんデメリットもあります。一番のデメリットはコストが木造よりもかかってしまうことでしょう。木材よりも鉄やコンクリートは重量が重く、高いからです。
また、鉄は熱を伝えやすいという特徴もあります。断熱性や気密性を確保するのは木造に比べて
難しくなります。

このように木造と鉄骨には大きな違いがあります。しっかり上記の点を押さえて住宅購入を検討しましょう。

www.matsumoto-koumuten.jp

吹き抜けのある家のデメリット

f:id:matsumoto-326-345:20170327084145j:plain

松本工務店|京都市内の新築・建替え。リフォーム、耐震改修

前回は、吹き抜けのある家のメリットをテーマにお話し、吹き抜けのある家なら、日当たりがよくなったり、空気の循環がよくなったり、部屋を広く見せる効果が得られたりするということなどをお伝えいたしました。今回は、逆に、吹き抜けのある家のデメリットについてご説明させていただきます。

1つ目のデメリットは、2階床面積が取られてしまう点です。吹き抜けは、リビングや玄関などとその上の空間をそのまま使いますので、単純計算で2階の部屋の数が1つ減ってしまいます。こう考えたときに、家族の人数が多い家庭ですと、不便に感じることでしょう。

次に、一般の住宅ですと、部屋が通常の部屋よりも暑くなったり、寒くなったりしてしまいます。詳しく説明させていただきますと、吹き抜けですと前回述べたように日光が入りやすくなります。ですので、夏場は多くの日光を取り入れてしまう分部屋の温度が上昇してしまうことでしょう。また冬場についても言えることですが、空間が広くなるためエアコンの効きが悪くなり結果的に夏は暑い、冬は寒い部屋になってしまう可能性が高いです。

これに加えて、吹き抜けの家ですと、1階で発生した臭いが2階にまで届いてしまいます。仮に吹き抜けのリビングもしくは、それに隣接した部屋にキッチンがあった場合、料理で発生した臭いが2階にまでいってしまうのです。焼肉など臭いが強いものなどはなおさらで、2階にある寝室にその臭いがついてしまうこともありえます。

しかしながら、弊社が採用しておりますSW工法で建てた家ですと、上記2点のデメリットは解消出来ます。
高気密・高断熱に加えて熱交換式計画換気を採用することで、季節を問わず、快適な吹き抜け空間を提供させていただいております。
詳しくはLIXIL HP http://www.lixil.co.jp/lineup/construction_method/sw/をご覧いただくか、
弊社HP http://www.matsumoto-koumuten.jp/をご覧ください。

そして、吹き抜けのある家は耐震性が一般の家に比べて低くなってしまいます。吹き抜けにすると、家を支える壁や柱、梁が必然的に減ってしまいますので、耐震性が低下してしまいます。ただ、もちろん建てられた建物は耐震基準をクリアしているので過剰に心配する必要はございません。

最後に、照明の交換が大変なのもデメリットだと考えられます。吹き抜けにすると天井が高くなってしまいますので、照明交換がどうしても大変になってしまいます。

いかがでしたでしょうか?

前回と今回で述べたメリット・デメリットを考慮したうえで吹き抜けのある部屋にするかどうか、吹き抜けにするならどんな工法で建てたらいいのか、しっかり検討してみてください。

www.matsumoto-koumuten.jp

 

吹き抜けのある家のメリット

f:id:matsumoto-326-345:20170324073210j:plain

松本工務店|京都市内の新築・建替え。リフォーム、耐震改修

 

こんにちは、松本工務店です。

注文住宅をお考えの方の中には、住宅の一部を吹き抜けにしようかと検討していらっしゃる方も多いかと思います。雰囲気的にも吹き抜けの家ってなんだかおしゃれでかっこいいですよね。ただ、実際に吹き抜けを設けるなら、しっかりとそのメリット・デメリットについて理解しておく必要があるでしょう。今回は、これをテーマにお話いたします。

まずは吹き抜けのある家のメリットからご説明させていただきます。

吹き抜けの家のメリットの1つ目にあげられるのが、開放感があることでしょう。吹き抜けにより天井が高くなるので、たとえ面積が狭くても空間が広いと感じられます。一般的に考えて、狭苦しいよりも、広々とした部屋の方が、気持ちがいいですよね。また、家族がいらっしゃる方なら、部屋の開放感は重要になってくるでしょう。

上記のメリットに加えて、部屋の中で空気の循環ができあがるというのも、メリットとして考えられます。吹き抜けの家ですと、部屋の高い位置と低い位置に窓があり、それを開けていれば空気は下から上に行くものなので、部屋の中だけで空気のスムーズな循環を得ることができるのです。ですので、結果として、部屋の湿気やホコリなどを減らしてくれるでしょう。

そして、吹き抜けの家ですと、電気をつけなくても部屋の明るさを保つことができます。普通の部屋ですと、窓が低い位置にあるので光が入りにくいですが、吹き抜けの部屋なら窓の位置も高いので、部屋の中に光が入ってきやすいです。光を効率的に取り込めれば、湿気などによるカビの防止につながりますし、電力の無駄遣いを減らすこともできるでしょう。

最後のメリットとして、やはり家の中の空間の雰囲気がよくなることが挙げられます。来客が来られる際には、堂々と自分の家に招き入れることができますし、お話の種にもなることでしょう。

このように吹き抜けの家は多くのメリットがあります。しかし、もちろんデメリットもあります。次回はそのデメリットについてお話させていただきます。

www.matsumoto-koumuten.jp

和室のメリット・デメリット

松本工務店|京都市内の新築・建替え。リフォーム、耐震改修

f:id:matsumoto-326-345:20170321073106j:plain

こんにちは、株式会社松本工務店です。

注文住宅をご検討中の皆さんの中には、自宅に和室が必要なのかどうか悩まれている方が結構いらっしゃるかと思います。今の住宅の部屋は、ほとんどが洋室ですので必要ないようにも思えますが、やはり和室があった方が落ち着くような感じもしますよね。今回は、そんな和室のメリット・デメリットについてお話させていただきます。

まず、和室のメリットの1つとして挙げられるのが、子供の安全な遊び場として活用できるという点です。フローリングですと床が堅いので転倒したときなどはケガをしてしまうかもしれません。また、おもちゃなどでフローリングが傷ついてしまうこともあるでしょう。しかし、和室なら床が畳で柔らかいのでケガのリスクを減らせますし、傷もつきにくいのです。

次に、和室を来客用の部屋として使えるのも大きなメリットの1つです。例えば、両親が泊まりに来た際には、和室があると非常に喜ばれるのではないかと思います。

また、和室があれば仏壇を置くこともできます。日本の家庭のほとんどが仏教徒なので、仏壇を置くには和室が欠かせません。仏壇は今は必要ないにしても、自分の親や自分、またはパートナーが亡くなってしまったときには必要になるでしょう。

次にデメリットについてご説明させていただきます。まずデメリットとして考えられるのは、メンテナンスが洋室よりも大変であるという点でしょう。洋室なら床の汚れなどは掃除機で掃除すればすぐにきれいになりますが、和室だと汚れを取るのに加えて、湿気をなるべくなくす工夫をしなければなりません。そうしないと、ダニが発生してしまいます。これに加えて、和室には重い家具を置くことができません。床が畳なので本棚などの重い家具を置くとへこんでしまい見た目が悪くなってしまいます。そうすると、表面が傷んで交換が必要になってきます。洋室よりもコストがかかってしまうことが予想されるでしょう。

和室のメリット・デメリットを考えた上で、設置の検討を行いましょう。

www.matsumoto-koumuten.jp

ビルトインガレージとは?

f:id:matsumoto-326-345:20170316082547j:plain

松本工務店|京都市内の新築・建替え。リフォーム、耐震改修

皆さん、ビルトインガレージをご存知ですか?聞きなれない言葉なのでご存知でない方も多いかと思います。

ビルトインガレージとは、建物の内部に駐車スペースとして設けられた空間のことを指します。
主に、敷地に余裕がない場合に、敷地いっぱいに住宅を建築できるように、駐車スペースを得るために採択されるものです。

ビルトインガレージを設ける際には、建物の1階部分のスペースがほとんどなくなるので、必然的に、居住スペースを広げるために住宅を2階建て、あるいは、3階建てにすることになります。

ここまでのご説明でビルトインガレージについて理解できたかと思います。
では、次にビルトインガレージのメリット・デメリットについて見ていきましょう。

まず、メリットからですが、まず挙げられるのが、通常の外に晒された駐車場とは違って、ビルトインガレージなら大切な車を雨風や雪などの外部からの刺激や汚れから守ることができる点です。
また、夏の太陽光を直接車に当てなくて済むので、紫外線や赤外線からも守ることができますし、真夏の日中でもすぐに車に乗り込むことができます。

また、車へのいたずらからも守れますので、トラブルにも巻き込まれにくいでしょう。
そして、一番汚れとして多い、鳥のフンも車をビルトインガレージに入れておけば、つくことはまずありません。

次に居住スペースとつながっているので、買い物後の荷物運びが楽になることも期待できますし、雨の日の子供の遊びスペースとしても十分に活用できるでしょう。

次にデメリットについて述べます。1番のデメリットは、上述したように、1階部分のスペースが奪われてしまうことでしょう。

スペースが奪われてしまうので、通常なら1階に設けるリビングやキッチンを2階に設置するなど、動線がややこしい間取りになってしまいます。

また、木造住宅では、耐震性の面から、ビルトインガレージを設置できない場合もあります。
そして、車の排気ガスやガソリン臭がガレージ内に充満することもあり、それが居住スペースに侵入してしまう恐れもあるでしょう。

ビルトインガレージは、非常に便利ですが、その分デメリットもあるので、しっかりその特徴を理解したうえで、設置を検討するようにしましょう。

www.matsumoto-koumuten.jp